キャベツが虫に食われ放題

コロナで家に閉じこもり、誰にも会えないし都会にも行けない。

そんな環境だから外でキャンプしたいということが多いみたいだ。

 

スノーピークの株価を見なくてもそんなことはニュースを見てれば

一目瞭然だし、自分もやれば子供も喜ぶし最高なのはわかっているのだけれど

どうにも道具を揃えたり、行く気にならない。

 

一度腰をあげればきっと楽しいはず。だけどもう遅いかななんて思ったりする。

 

そんな自分がやり始めたのが畑だ。

近くに体験農園があることを見つけ、1区画借りることにした。

 

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その体験農園は鍬やスコップ、肥料に至るまで全て揃っていて

そこらの企業を定年退職した農業のエキスパートの方が

種の巻き方から肥料のやり方、果ては野菜が病気になった時の対処法まで

教えてくれる。

 

しかもレクチャーという形ではなく、自分から聞きに行って初めて教えてくれるというお節介な感じが全くないのがいい!

 

この体験農園は山の中にあって車の騒音などとは全く無縁の地帯だ。

ここに来るだけで癒されるし、迎えてくれる方々の間にもゆったりとした時間が流れている。

 

自分が住んでいるところもまた田舎なのだけれど、企業に勤めている以上、どこかせかせかしているのだろう。ここの方々と話していると自分の話すスピードがいかに速く、急き立てるような話し方をしているかがわかる。

 

そんな癒しの環境でまず育てようと4月に苗を買って植えたのが九条ネギ、ブロッコリー、キャベツだ。

 

自分たちが畑に出かけた日に管理の当番だった上松さん(仮名)にネギの植え方から全て教えてもらい、すぐに野菜の植え付けは完了した。

 

前もってネットで少し植え方は調べていったが、目の前でやってもらい自分でも少し作業をすると頭にスッと入ってくる。畝の作り方など実際にやってみないとわからなかっただろうと思う。

 

あれから3ヶ月。

植えたネギとブロッコリーとキャベツは週に1回くらい雑草を取り除くくらいで何にもしなくてもすくすくと育っていった。

 

順調だなーと思っていたらネギは育ちすぎて錆病にかかり、食べれない状態に。っていうか九条ネギは長ネギの一つだと勘違いして大きくなるのを待ちすぎて錆病になってしまった。恥ずかしい・・・

 

ブロッコリーは何一つ問題なく育って食べれるようになったのだけれど収穫したブロッコリーに子供が偶然青虫を見つけてしまい食べれなくなってしまった。

虫なんか仮に食べても害はないそうなのだけれど子供は嫌だろうなと思う。その辺りをだいぶ説明したけどブロッコリーが嫌いになってしまったかもしれない。

葉物野菜の中でもブロッコリーはあのモジャモジャの中に虫が入り込んでしまったらわかりにくい。

 

キャベツに至っては、畑に行くたびにモンシロチョウがその周りを飛びまくっており、キャベツ自体もその青虫に食い荒らされている。

食い荒らされすぎてまるでモンシロチョウを育てるためにキャベツを植えたと勘違いされるほどだ。人間が食べる部位はほとんどないように見える。

 

ネットを今になって色々見れば防虫ネットを被せろだの色々書いてあるけれど

後の祭りだ。他の野菜を育てるときには防虫・防鳥ネットは必須であることがわかった。

 

お店で売ってるプロの農家さんが作った野菜でもたまに虫食いはあるが全然少ない。確かに農薬の効果はあると思うが、自分が自分の食べる分くらいの野菜を作るだけなので無農薬で防虫・防鳥ネットで対処していきたい。